© Pesuyama Poppy / Shogakukan

第25回 マンガ部門 審査委員会推薦作品

女(じぶん)の体をゆるすまで

ペス山 ポピー[日本]

作品概要

トランスジェンダーの作者が、かつてアシスタントとして働いていたマンガ家に受けたセクハラの記憶をきっかけに、幼少期から学生時代までの周囲との関係の軋み、自分や女友達が受けた性的被害などを俯瞰。「女の体」ゆえに受ける苦しみや、自身の性自認と世間との違和感を冷静に見つめながら、トラウマと対峙していく過程が丁寧かつユーモアを交えて綴られる。