11回 エンターテインメント部門 講評

【作品カテゴリ別講評】映像

今回のエンターテインメント部門の審査のなかで、イノベーティブという部分がひとつの審査基準となっていたが、それは現代における革新的な映像表現とはいったい何なのかということを考えさせる選考会にもつながったと思う。新たな作品の価値を発見することができるのも、エンターテインメント作品として映像、ゲーム、ウェブサイト、玩具など、既成のジャンルを飛び越えた括りで審査していくメディア芸術祭ならではないだろうか。

プロフィール
田中 秀幸
映像ディレクター、アートディレクターとして活動中。