草原 真知子

KUSAHARA Machiko

日本

メディアアート・映像文化史研究者/キュレーター

1948年、東京都生まれ。1980年代前半からキュレーターとして展示、講演、執筆、教育を通じてメディアアートの発展と国際交流に尽力してきた。つくば科学万博、世界デザイン博覧会、21世紀☆みらい体験博などの展示企画、東京都写真美術館およびNTT インターコミュニケーション・センター [ICC]の開館準備、CGアーティストの自主団体Digital Imageの設立、『Computer Graphics Anthology』(文献社、1989)などの出版、IMAGINAやベルリン国際映画祭など海外での日本の作品の展示、アルス・エレクトロニカ・フェスティバルほか国内外の公募展の審査など活動は多岐にわたり、海外での講演、講義、出版も数多い。人工生命やデバイスアートなどメディアアートの分野や写し絵、幻燈など日本の映像文化史の論文は各国で大学教育に使われている。東京工芸大学、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、早稲田大学などで教育にあたり後進を育てた。早稲田大学名誉教授、博士(工学)。

受賞歴