© Andreas Wilhelm Picker, Simon Deeg

第15回 アート部門 審査委員会推薦作品

drawing machine “Plakatzeichner”

インタラクティブアート

milz(Simon DEEG/Andreas Wilhelm PICKER)

作品概要

先端にペンが取り付けられたアーム型の装置を特徴としたインタラクティブ作品。台上の紙の数ヵ所に、テープを無作為に貼り付けると、アーム型の装置が反応し、まるで呼吸運動記録器のように、テープの間にある白い空間に抽象的なグラフィックを描き始める。装置はダイナミックに、人間のような動きを展開するようプログラムされているため、一定の法則に基づきながらも、のびやかな反応を繰り返し、常に異なる抽象絵画を生み出していく。