© Kei Ishizaka 1999

第3回 マンガ部門 大賞

アイ’ム ホーム

石坂 啓 [日本]

贈賞理由

単身赴任中に、一酸化炭素中毒になり、記憶喪失になってしまった主人公は、自分の家族を家族として判別できない。 無意識のうちに元愛人の住まいや実家や友人の家を訪れる。 そこで、記憶をたどりながら自分自身が何者であったのかを探っていくという物語。 ストーリー展開や構成が明快で読者を引き込む作品である。