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第20回 マンガ部門 審査委員会推薦作品

ニュクスの角灯(ランタン)

高浜 寛[日本]

作品概要

1878年、動乱の幕末から明治時代に入り、文明開化で華やぐ長崎に、海外の最先端の品々を売る道具屋・蛮(ばん)があった。その店主・小浦百年(こうらももとし)と、従業員であり触れた物の未来が見える不思議な少女・美世(みよ)、そして先進と享楽の都パリからやってきた品々をめぐる、豊潤なる人間ドラマが幕を開ける。海外で注目を浴びる作者にとって初となる長編作品である。