ペリリュー ―楽園のゲルニカ―

1944年、太平洋戦争末期に太平洋に浮かぶ美しい島で行なわれた日米の陸上戦闘「ペリリュー島の戦い」。史実を参考にしながら、フィクションとして描かれた作品。22歳で漫画家志望の兵士・田丸（たまる）が初めて見た戦場を、彼の目を通した“真実”の記録として描いている。戦争の時代に生きた若者が何のために戦い、何のために生きるたのかを問いかける作品。