「文化庁メディア芸術祭 京都展」を2021年1月5日(火)から開催。

2020.11.24

「文化庁メディア芸術祭 京都展 科学者の見つけた詩-世界を見つめる目-」を開催!

「科学者はときどき、思いがけない詩を発見する」
これは、京都ゆかりの物理学者・湯川秀樹の言葉です。湯川は一方で進歩した科学が高度に専門分化する弊害を見抜き、科学者を「詩を忘れた人」であるとも書いています。

一見、遠く離れているように見える「詩(芸術)」と「科学」。

対峙するかのような両者に、新しいつながりを探るメディア芸術の作品があります。たとえば、漫画作品『ドミトリーともきんす』(高野文子作)は、そのひとつです。そこに登場するのは、京都で学んだ朝永振一郎と湯川秀樹、中谷宇吉郎、牧野富太郎たち。

本展では、この若き科学者の探求と、彼らの言葉を手がかりにしながら文化庁メディア芸術祭受賞作品や受賞作家、京都ゆかりの作家の作品(新作含む)の展示・上映を通して、科学者の言葉が開く地平を提示します。

【文化庁メディア芸術祭 京都展 科学者の見つけた詩-世界を見つめる目- 開催概要】
■開催期間:2021年 1月5日(火)〜13日(水)(12日(火)休館)
※フィルムシアターでの作品上映は1月5日(火)〜17日(日)
■開館時間:10:00 – 18:00(マンガライブラリーは19:30まで)
※最終入場は30分前
■会場:京都文化博物館別館ホール、本館3Fフィルムシアター(京都市中京区三条高倉)
■入場料:無料
■主催:文化庁
■共催:京都府
■協力:オーストリア文化フォーラム東京
■公式ウェブサイト https://kyoto2020.j-mediaarts.jp/

新型コロナウイルス感染防止対策として、入場制限を設ける場合があります。また、会期やプログラムの内容は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

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