1936年、岐阜県生まれ。64年、東京教育大学芸術学科彫塑専攻卒業。66年から70年にかけて、スウェーデン王立美術院大学およびイタリア・フィレンツェ美術アカデミーに留学。帰国後、弘前大学講師を経て76年筑波大学芸術学系に転じ、〈総合造形〉コースの創設に携わった。87年教授、92年芸術学系長、95年芸術専門学群長。2000年退官し名誉教授。この間、80年からホログラフィー・アートに取り組み、96年Holography Award(Shearwater Foundation, USA.)。〈総合造形〉の教育では、造形制作を基礎にホログラフィーを含むメディア技術を取り入れ、ハイテクノロジー・アートからメディアアートへの動向を支えた。結果、岩井俊雄、明和電機、近森基、児玉幸子、クワクボリョウタ、タムラサトルら多くのメディアアーティストなどを輩出している。