Silvia RIGON
ロサンジェルス在住の視覚芸術家。イタリアで生まれ育った彼女は、ヴェニスの美術学校で絵を学び、後にUCLAの大学院でデザイン・メディアアートの修士号を取得した。彼女の作品は世界中で展示されている。彼女は自分が受けた伝統的な教育と、新しいメディアへの絶え間ない探求やデザインの工程を結び付けている。芸術家としての彼女の作品は、歴史的な図像学や神話に強く関心が示されているように、私達が生きている時代をどう感じているかを強調しながらあいまいさと矛盾のベールをはいでゆくやり方で、奇怪なものという観念をしばしば取り上げている。彼女はインスタレーション、パフォーマンス、相互作用芸術に取り組む一方、子供向けの本のイラストを描いたり、グラフィックデザイナーやテキスタイルデザイナーとしても活躍している。彼女は今現在作家アリソン・ウォカーと共同制作である「The Many Voices of Saint Caterina of Pedemonte」という相互作用のできるCD-ROMを手がけている。