©Noriyuki Kimura

第18回 アート部門 審査委員会推薦作品

CINEMA ~カメラオブスクラの中で文字を書く~

メディアパフォーマンス

木村 悟之

作品概要

本作は、パフォーマンスとその記録映像によって構成される。遮光した部屋をカメラオブスクラ(ピンホールカメラ)として、その中でパフォーマーが鏡の位置と角度を調整し、入射する太陽光を反射する。その太陽像の軌跡を用いて約3時間かけて文字が書かれた。100倍速で再生される記録映像の中で「CINEMA」という文字が浮かび上がる仕組みになっている。