©Caleb Wood

第18回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品

Goodbye Rabbit, Hop Hop

短編アニメーション

Caleb WOOD

作品概要

この実験的な短編アニメーションは、アーティスト・イン・レジデンスの作家として東京に約三ヵ月間滞在し、その成果として発表された。都会を描写し、その中を突き進む視点が、内なる精神へと向かい、やがてうさぎの世界の中に入り込んでいく。都市空間への身体的な介入とは裏腹に、映像の視点が捉える素朴で奇妙な風景は、その場所が誰のものでもないことを物語っている。