©いがらしみきお / 小学館

第15回 マンガ部門 審査委員会推薦作品

I【アイ】

単行本・雑誌

いがらし みきお

作品概要

宮城県の田舎町に生まれた身寄りのない少年・イサオは、生まれた瞬間に神のような存在を見た記憶をもっていた。学校にも通わず皆から蔑まれていたイサオだが、同級生で医者の息子の雅彦と出会う。雅彦は恩師の臨終の際にイサオが見せた不思議な力に惹かれていた。2人はイサオがかつて見た神のような存在を探すため、旅に出ることを決める。執筆中に東日本大震災に見舞われながら、生と死、人生、奇跡といった重厚なテーマに向き合った意欲作。