© Kazuhiro Tanimoto

第21回 アート部門 審査委員会推薦作品

Light-bending material

メディアインスタレーション

谷本 一洋 [日本]

作品概要

独自に検討してきた化学的手法により、光の進路を曲線的に変化させる透明な固体材料を開発することに成功した。光が直線から曲線へ変化していく姿を観察することができる。人間の脳は光の直進性を前提に物体を認識する。この作品はテクノロ ジーの進歩により物理的な事実と人間の認識が乖離し続けていくことを暗示している。