© AKINORI GOTO

第22回 アート部門 審査委員会推薦作品

Rediscovery of anima

メディアインスタレーション

後藤 映則

作品概要

本作は動作の軌跡が木や石で立体的に構成されており、線状の太陽光を当てることによってその動作が再生される。これが映画黎明期やネアンデルタール人が壁画を描いた約3万年前に存在したと仮定して、当時どのように社会や文化へ影響を及ぼし、発展していったかを想起させる。そして映像が多用されている現代において、動いて見えることへの根源的な感覚や感情を立ち返る。