© Muku Kobayashi

第20回 アート部門 審査委員会推薦作品

丈の低い木の丈は低い

サウンドインスタレーション

小林 椋[日本]

作品概要

18世紀後半に現われた自動演奏楽器、黎明期の電子音楽など、音楽史上でテクノロジーと表現が関わる流れにおける過渡的存在や、ユニークな事例を参照したインスタレーション。ノイズ生成機/発振回路/拡声器による奇妙な装置群は、過去を現在という頂点から切り離し、「ありえたかもしれない歴史」をフィクションとして紡ぐ。