©片山 義幸

第14回 アート部門 審査委員会推薦作品

草虫時図

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片山 義幸

作品概要

現在、日本で日常的に見られる草花や昆虫を題材とし、それらの周囲に流れている時間の輪郭や概念を描き出した。11のプログラム映像。微速度撮影やCGなど、さまざまな手法によって微細なな世界が再現される。ヒルガオとアリ、ハゼランとチョウチョウなどの草や虫が、現在の時を刻む。それは時計の役割を果たすとともに、人間を撮り囲む世界の広がりをも想像させる。