©SARAHCHOOJING

第19回 アート部門 審査委員会推薦作品

Waiting for the Elevator

映像インスタレーション

Sarah CHOO Jing

作品概要

シンガポールの街を撮影し、実写映像をつなげたマルチメディアインスタレーション。作中では、何気ない人々の行動が繰り返される。作者はシンガポールに特有の「ボイド・デック」(ビル内の用途不明の空間)の社会的な目的を考える。このパノラマ合成映像は究極の虚構空間としてあり、長い時間をかけた断片の蓄積である。