1971年栃木県生まれ。98年に明和電機との共作『ビットマン』を発表して以来、エレクトロニクスを使用したメディアアート作品を国内外で発表。アナログとデジタル、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる関係性を、制作のテーマにしている。これまでの代表作に『ビデオバルブ』『PLX』『シリフリン』など。文化庁メディア芸術祭では、『デジタルガジェット6,8,9』で第7回アート部門大賞を、また『10番目の感傷(点・線・面)』で第14回アート部門優秀賞を獲得している。『ニコダマ』は第14回エンターテインメント部門での審査委員会推薦作品に選出された。