第7回 アート部門 大賞
デジタル・ガジェット 6,8,9
インタラクティブアート
クワクボ リョウタ [日本]
贈賞理由
企業の画一的なデジタル製品とは違う、オリジナリティ溢れるデジタル・ガジェットを、高い技術力とセンスあるデザインで、全て手作りで組み上げた。「テクノロジーの進歩はひとつではない」という、作者独自のテクノロジー論が貫かれた、かつ生活の中でも十分楽しめるメディアアートでもある。エンターテインメントと、アートと、技術とが融合した「電子工芸」とでもいうべきこの作品は、日本的な新しいスタイルといえよう。