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第24回 マンガ部門 審査委員会推薦作品

マンガに、編集って必要ですか?

青木 U平[日本]

作品概要

出版不況の最中でヒット作を渇望していた中堅マンガ家・佐木小次郎についたのは、新人女性編集者・坂本涼。互いのリズムがつかめずに苦労しながらもマンガへの熱意を確認しあった矢先、坂本が仕事を放棄して失踪してしまう。編集者とマンガ家の関係性をテーマに、現代のマンガの価値とは何かを、情緒あふれる人間ドラマによって描き出した。