空電の姫君

伝説のギタリストを父に持つ女子高校生・保坂磨音。歌唱力があり容姿端麗な親友・支倉夜祈子。大学生によるアマチュアバンド「アルタゴ」のメンバーになった2人は、古い一軒家を活動の拠点に練習やライブに挑む。父の存在に対する磨音の葛藤や、夜祈子との対話などを通して、青春の濃密な時間をリアリティあふれる演奏表現とともに描く。