© Taro YASUNO Photo: Yasunori IKEDA

第21回 アート部門 審査委員会推薦作品

『大霊廟』I+II

メディアパフォーマンス

安野 太郎 [日本]

作品概要

縦横2m高さ4mの大風箱装置を持つ12台のリコーダーマシン、2台のボイスマシンの自動演奏機械による音楽作品。『大霊廟I』は展示形式の作品であり、『大霊廟II』は4人の人間を伴うパフォーマンス形式の作品である。装置が大型化した結果、演奏のために人間が働くことになった本作を通じ、人間とテクノロジーの関係、欲望の在り方を問いかける。