© 2017 Jaana Kokko

第21回 アート部門 審査委員会推薦作品

What There is to See

映像

Jaana KOKKO [フィンランド]

作品概要

都市的ユートピアと自然の関係性、その連鎖に着目した実験的な映像作品。カスパー・ダーヴィト・フリードリヒのロマン主義の風景画と、ジャン・ド・ブリュノフの絵本シリーズ『ぞうのババール』に登場する植民地主義的な都市像に対し、批判的な視線を向けている。視覚以外の感覚を使って風景を探求しようと、ヘルシンキの視覚障害を持った俳優たちが演じている。