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第14回 アート部門 審査委員会推薦作品

文字のレントゲン

グラフィック

片桐 恵美子

作品概要

文字をレントゲン撮影したような処理が施された平面作品。制作は「もし文字がレントゲン検査に掛けられたら一体何が映し出されるだろうか」という問いから始まった。「人」「目」「男」「忘」「戦」といった人間の感情や身体、行動を表現した漢字が、光に投影されて浮かび上がり、文字の実態や意味を映し出す。そこに現れたのは、人間の本性だろうか。