東京に生まれ、理工学を学んだのち、デザイナーに。「はじめてつくるものをつくる」ために働く。速いもの高いところ好き。さまざまな表現領域と、デザイン、サイエンス、エンジニアリングなどのあいだを翻訳・橋渡ししつつ、ものづくりやイノベーションに取り組む。1997年アルスエレクトロニカにおいてネットワーク部門ゴールデン・ニカを受賞した『Sensorium project』のディレクターとして、国内外各地で実験的インスタレーションを行なうほか、『インターネット物理モデル』(日本科学未来館、2001)、2002 FIFA World Cupのための演出コンセプトワーク、KDDI「AU design project」コンセプトモデル(2002)、JAXA「moonbell」プロジェクト(2009)、ロボットをベースにしたフィジカルインターフェイス開発など、ストリート・音楽・ダンス・映像などに根ざした表現から、先端的研究開発まで、大小を問わずコミュニケーションをデザインしている。